休暇村スタッフのジレンマ
- junkoroberson
- 5月14日
- 読了時間: 2分
5/14/26
大久野島のウサギ達が置かれた状況の批判の中によく聞かれるのが島を管理する環境省、島の住所である竹原市、そして島で施設運営をしている休暇村というホテルである。
それぞれの実体はウサギに対して責任があるというのは個人的に事実であると思う。特に竹原市も休暇村もウサギ目当てで訪れる観光客が落としていくお金で潤っているはずである。それがウサギを利用して何も還元しないと批判される理由だ。
ごく最近、私は休暇村の元職員である方からメールを受け取った。そのメールには当時のジレンマ、苦しかった気持ちが綴られていた。
住み込みで島で働き、ウサギたちを毎日見ることができる。
どんな人より怪我や病気のウサギを一番見る機会があったと思う。
彼らは環境省から餌やりを禁じられ、病気や怪我のウサギを病院に連れていくこともままならず、できたとしても怪我したウサギを寮の自分の部屋に連れていって様子を見ると言うことくらいだったようだ。
「野生のうさぎであって野生の中で育ったから何もしないでください。」と言う環境省からのお達しをスタッフ達はどのような気持ちで受け止めていたのだろう。ウサギを助けるような真似をしたらおそらくクビになったかもしれない。
メールには、次のように書かれてあった。
“休みの度に島から出てはうさぎさん達のご飯や野菜を買ってバレないようにキャリーケースに詰め込んで帰ってきてました。
昼間や薄暗くなってからリュックにご飯を詰め込んでエサをあげて回ったりしてました。”
オープンにお世話したかった、というその言葉に私は、休暇村のスタッフもまた犠牲者である、と感じた。
ウサギを心配して人目を気にしながらもお世話をしてくれたこの元職員には脱帽しかない。
ウサギ達に本当の救いはいつ来るのか?






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